今日は700社以上が4-6月期の決算発表をしました。今日が今期の決算発表のピークでしたね。ぱっと見た感じ、6〜7割くらいの会社が昨年に比べて減益だったと報告しているようでした。
さて、今回は、今日決算発表だった会社のうちの1社、ガンホー・オンライン・エンターテイメント(3765)の決算を見ていきたいと思います。
目次
ガンホーってどんな会社?
ガンホーと言えばパズドラ、パズドラと言えばガンホーというくらい有名な会社ですね。実はこの会社、2005年3月9日に東証1部に上場しています。個人的にはもっと最近上場した、新興企業だと思っていたので、かなり意外でした。
パズドラが2013年に登場した以降も、サモンズボード、グランディアなど新しいゲームを発売しています。
つい最近もニンジャラというゲームが任天堂スイッチで発売されました。ニンジャラはオンライン対戦のアクションゲームで、ニンジャガムを駆使して変幻自在にバトルする対戦ニンジャアクションゲームです。有吉ぃぃeeee!でもプレイされていましたね。
今のところ評価は賛否両論ですが、個人的には、ニンジャというテーマは海外でも受けが良さそうだし、今後のアップデートで更に面白い機能が追加されて、どんどん人気が上がっていくのではと期待しています。
ガンホーの株価チャート
さて、ガンホーの株価チャートを見ていきましょう。今回はパズドラ発売以降のチャートも見たかったので、2007年以降のチャートを示しています。
2013年まで数百円に見える。。2013年パズドラが発売されてすぐ、最大で16000円くらいまで株価が跳ね上がり、そこから徐々に下落し、現在は2000円前後で変動しています。2013年以降の下がり方が激し過ぎて、コロナウイルスによる下落が小さく見えてしまいます。
ちなみに現時点でのガンホーのPBRは 2.21倍、PERは8.18倍であり、株価の割高感はあまり感じられません。
ガンホーの決算結果
それでは2020年 4-6月期のガンホーの決算を見てみましょう。以下の表を御覧ください。
カテゴリ | 2019年 4-6月 | 2020年 4-6月 | 増減 |
売上高 | 236億 | 222億 | ー6% |
営業利益 | 74億 | 71億 | ー4% |
純資産 | 853億 | 1085億 | 232億増 |
前期と比べるとほとんど変わっていないように見えます。一方、純資産が激増しています。ガンホーは売上利益率がかなり高い会社なので、売上が減っても純資産はマイナスになりにくいのかも知れません。
あ、ちなみに売上高と純資産を同じ表に載せてしまっているので分かりにくいですが、純資産は2019年8月から2020年8月の1年間で232億円増えていることを示しています。紛らわしくて申し訳ありません。
余談ですが、ガンホーの決算説明資料がニンジャラバージョンになっていて、とても可愛いです。良かったら見て欲しいです。笑
ガンホーの今後の見通し
今日のガンホーの株価チャートは以下です。
2100円前後で変動し、決算発表の15:00直前に買い注文がたくさん入ったことが分かります。一方、PTS(夜間取引)では100円ほど値下がりしており、売り注文が先行しているようです。
さて、休み明け以降の値動きを、完全素人の僕が予測します。
僕の予想では、来週あたまに数十円程度の値下げる可能性はあるものの、次の決算に向けて徐々に株価を上げ、2300円前後でボックス変動をすると思います。
予想の根拠は以下です。
- コロナウイルスの影響を受けて業績の悪化に苦しんでいる企業が多数ある中、ガンホーは昨年と同等の売上実績を残している。
- 経営基盤がほぼ盤石であるため、急激な値下がりは起こりにくいと思われる。
決算資料でも、今後ニンジャラのオンライン大会を予定していたり、新しいゲームの開発、海外への配信など、明るいニュースがたくさんありました。
今後のガンホーの活躍に期待したいと思います!
おわりに
今日はガンホーの決算結果をまとめてみました!
3連休で株は一時お休みですが、来週以降も決算が続くので、気になった銘柄をピックアップして、決算内容を見ていきたいと思います。
今日も最後まで読んでいただいてありがとうございました!