株式投資

【爆損報告】東証マザーズ先物 -サーキットブレーカー発動-

この記事では、先週まで続騰していたマザーズ市場がなぜ反落したのか?それにともない筆者の保有銘柄がどんな値動きをしたのか?この相場における立ち振舞についての反省点を書きたいと思います。

今週2020年10月22日は東証マザーズ先物が値幅制限の下限に達し、取引一時中断というサーキットブレーカーが発動しました。

余談ですが、マザーズとはMarket of the high-growth and emerging stocksの頭文字を取ったもので、成長の可能性のある新興企業を対象にした市場になります。

今週に入ってからのマザーズ続落の原因は?

株探ニュースによると10月22日の日本時間10時からアメリカ大統領候補のテレビ討論会が開催され、その内容を見極めたいというムードから、前場の10時までに日経平均がマイナスに転じたようです。

このときに、直近のIPO銘柄を含む割高感の強い銘柄が特に売られました。

コロナ後に資金が集まって割高となった銘柄は、大統領選前の不安により、売りの対象になったようです。しばらくこの傾向は続く可能性があるのではと感じています。

筆者の保有銘柄の株価はどのように変化したか?

僕が保有している銘柄のうち、ラクーンHD(3031)とオイラ大地(3182)は、それぞれPERが63.2倍、50.2倍ともともと割高な銘柄です。

どちらも東証一部の銘柄ですが、今回はこの2銘柄の株価を見ていきたいと思います。

ラクーンHDの株価の変化

ラクーンHDの1週間の株価チャートは以下です。

10月19日に上場来最高値の約2380円に近づいたため、ここで300株を売却しました。

そして翌日20日に寄り付きの気配から、上場来最高値を上抜けそうだったので、寄り付きで200株を買い戻し。その日は続騰し、かなりのプラスで取引を終了。

その翌日21日、下落を始めたため、前日の始値の2450円で100株を指値注文したところ注文が成立していました。予想外だったのは前日の始値を超えて下落したこと。

しかし上記理由により、その後株価は続落。最終的に6万円程度あった含み益は、23日には3万円の含み損になってしまいました。

オイラ大地の株価の変化

オイラ大地の1週間のチャートは以下です。

ツイッターでもツイートしましたが、19日にチャートに違和感を感じ、100株売却しました。何が違和感だったのかと聞かれても、なんとなくの感覚でした。

しかし翌日20日、株価は急騰したため、感じた違和感は爆上げのサインだったのかなと思ってがっかりしていました。

そして22日、オイラ大地は超絶な上方修正を開示しました。売上や最終益の予想を2倍とか3倍に修正したのです。これは翌日更に上げて4500円を目指せるのではと感じました。

翌日23日、なぜか価格が思ったほど上がっていなかったので、寄り付きで100株購入。しかし急落し、同日引けでは2万5千円の含み損になってしまいました。

超絶な上方修正が発表された翌日にも関わらず売られてしまうという結果になりました。

保有銘柄の評価額の変化

10月21日までは含み益が最大10万円くらいまで拡大していました。しかし翌日22日には含み益がほぼゼロになるくらいまで株価が下落し、その翌日23日には含み損が7万円まで拡大しました。。

下落相場における立ち振舞いの反省点

反省点は以下です。

  • 現時点で現金余力が残っていない(更に下がったときに買う資金が残っていない)。
  • オイラ大地が上方修正の翌日に下げることは予測できた可能性がある(直前でかなりの上方修正を出していたラクスが、オイラ大地と同じように売られていた)

まとめ

今週のマザーズ続落の原因は大統領選前の不安が一因となり、直近IPO銘柄を含む、割高な銘柄が売りの対象になったことです。個人的に今後もこの流れは続くのではと感じています。

筆者が持っている割高銘柄もかなり強く下げられ、2日で15万円以上評価額が下がってしまいました。今週末は投資銘柄を再考すべく、再調査したいと思います。

今日も最後まで読んで頂いてありがとうございました!

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