昨日は年1回のチャンス、会社の社内試験でした。
いつもは投資やお金の勉強をメインに書かせて頂いていますが、今日は番外編ということで社内試験について書きたいと思います!
目次
社内試験の位置づけ
みなさんの会社には社内試験はありますでしょうか?
筆者は3年半前にいまの会社に転職したのですが、前の会社ではそのようなものはありませんでした。
いまの会社では毎年1回、昇格のチャンスを掴むための社内試験が開催されています。
ちなみに筆者の会社では、社内試験に合格しても必ず昇格できる訳ではなく、合格者のうち優れた業績を上げた人、評価が高かった人は上司に推薦され、最終的に会社の判断で昇格が決まります。
社内試験に合格していなければ、そもそも昇格のチャンスがありません。
ちなみに筆者はおととし、去年と連続で社内試験に落ちていたので、昇格のチャンスはありませんでした。泣
そして昨日、昇格のチャンスを掴むための年に1度の重要な日でした。
社内試験の内容
社内試験の内容は職位によって変わりますが、筆者の職位ではロジカル・シンキングが試験のテーマになります。
ロジカル・シンキングとは、論理的思考法でありビジネスで非常に役に立つ考え方です。前職にいるときから身につけておいて損はないだろうと思い、関連の本をいくつか買って勉強していました。
なので、社内試験がロジカル・シンキングと聞いて、よっしゃ楽勝!と思っていたのですが、2年連続で不合格でした。笑
試験の問題は大きく2つあって、1つ目は”あなたは社内旅行の企画を任されています。旅行先の選定の条件は、〇〇、✕✕、△△です。A〜Eの候補のうち、最もふさわしい旅行先を示し、その理由をロジックツリーを用いて説明しなさい。2つ目は”Aさんはプロジェクトのリーダーを任されていて、AさんはBさんは先輩、Cさんは同僚、Dさんは後輩です。プロジェクトを進めていたところ、Bさんは〇〇、Cさんは✕✕、Dさんは△△という問題を起こし、プロジェクト失敗しました。問題点をロジックツリーを用いて整理し、説明しなさい。あなたならどう対応するか示しなさい。”的な内容です。
ちなみに、これらの問題を解くにあたり、MECE(ミーシー)という考え方が重量になります。2年連続不合格の身ではありますが、せっかくなのでロジカル・シンキングにおいて重要なMECEを紹介させて下さい。笑
ロジカル・シンキングに重要なMECEとは
MECEはMutually Exclusive, Collectively Exhaustiveの略で、日本語ではモレなくダブりなくという意味になります。以下にダブりとモレの例を示します。
ダブりの例
例えば、”アンケートの結果、日本では中華と海外料理が人気でしたが、中華が一番人気でした。”という主張を聞くと、とても違和感があります。
日本から見た海外料理には中華が含まれ、ダブリになっているからです。
これを、”アンケートの結果、日本では中華だけでなくそれ以外の海外料理も人気でしたが、中華が一番人気でした。”という主張になると、意味が通じます(僕の文章力が低く分かりにくいですが)。
”中華とそれ以外”であればモレもダブりもなく、主張がそれらしくなります。
モレの例
また、”アンケートの結果、中華が好きな人は180人、イタリアンが好きな人は220人いました。海外料理の中でイタリアンが一番人気でした。”という主張も違和感があります。
海外料理には、中華、イタリアン以外にもフレンチ、タイ料理などもあり、モレになっているからです。
これを”アンケートの結果、中華が好きな人は180人、イタリアンが好きな人は220人、フレンチが好きな人は20人、タイ料理が好きな人は50人、それ以外の海外料理が好きな人は30人いました。海外料理の中でイタリアンが一番人気でした。”という主張になると意味が通じます(こちらも僕の文章力のせいで分かりにくいですが)。
”中華料理、イタリアン、フレンチ、タイ料理、それ以外”であればモレもダブりもなく、主張がそれらしくなります。
今年の社内試験を受けた印象
印象は以下です。
今までで一番良く出来た気がするけど、受かる自信はない。
なぜか。正答が何なのか分からないから。
毎年年明けくらいに合否と点数が通知されるのですが、どのように採点されたか全く不明。そもそも通知までに間があくので、どんな問題だったかすら忘れてしまっています。笑
ただ、落ち続けると上司に論理的思考力がないと思われたり、毎年受けなきゃだったり、昇格できないしで、良いこと1つもないので、そろそろ受かりたいなーと思っています。
まとめ
今日は投資やお金の話とは関係なく、社内試験の話でした。
ロジカル・シンキングは仕事でとても役立つので、ぜひ勉強してみて下さい!今日も最後まで読んで頂いてありがとうございました!
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