仮想通貨

【図解】これでわかる!ビットコイン、ブロックチェーン、マイニング、PoWの仕組み

この記事では、仮想通貨を支えるブロックチェーンとは何者で、ビットコイン(BTC)の取引はどのように成立しているのか?について、サラリーマンの僕が調査し、自分なりに理解した内容を共有したいと思います。

ビットコインへの投資に興味があるけど、取引の仕組みが分からないから怖くて買えない。。という方のために少しでも参考になると嬉しいです!

ブロックチェーンの仕組み

通貨の売買や送金が行われると、取引データがブロックチェーン上のブロックに格納されます。

ひとつのブロックには、取引データ(Data)、ひとつ前のブロックのハッシュ(Hash -1)、ナンス(Nonce)の3つが含まれています。

ブロックに入っているデータのうち、DataとHash -1は変えられません。

ナンスはそのブロックのHashを決めるために必要な値で、3つの中で唯一変えられます。ナンスの値によってHashの値は変化します。

4d5s368…xxxxxxxx、00y9r39…xxxxxxxxなど

ところでブロックに入るHashには一定の条件があります。

00000d6s9z…xxxxxxxx

というように、出来る限り先頭の数字の000を増やしてHashの値を小さくする必要があります。

この一定の条件を満たすナンスの値を見つけるためには、ナンスの値を総当りでHashの計算式に入れ込むしかなく、莫大な数の試算が必要になります。

マイニングの報酬はいくら?

適切なナンスの値を一番最初に見つけた人に、報酬としてビットコインが支払われます。これをマイニング報酬とよびます。

1つのブロックのマイニング報酬は2021年5月16日現在、なんと6.25 BTC(約3000万円)です!マイニング報酬は約4年に1度半減するようです。そして2140年に全てのBTCの発行が終了するようです。

プルーフ・オブ・ワーク(PoW)

マイニング報酬のビットコインを得るために、世界中の人が適切なナンス値(正解)を見つけるために大量の計算をします。

時間あたりの計算量が多い人(ノード)ほど、正解に辿り着く可能性が高くなる。つまり、マイニング報酬を得る確率が高くなります。

この仕組みを、コンセンサスアルゴリズムをプルーフ・オブ・ワーク(PoW, 仕事の証明)とよびます。仕事量が多いノードが重要であり、報酬が多くなるというものです。

取引データを改ざんできる?

もし過去のブロック内のDataを都合の良いものに改ざんすると、ハッシュ値まで変わってしまい、後続のハッシュ値と齟齬が生じてしまいます。

改ざんがバレないよう、後続のハッシュ値も瞬時に変更すれば理屈的には可能ですが、適切なハッシュ値を算出するのに時間がかかるので、事実上不可能です。

まとめ

この記事では、ブロックチェーンの仕組みと、マイニングによるビットコイン報酬、プルーフ・オブ・ワーク(PoW)について説明させて頂きました。ビットコイン取引の仕組みが分かれば、投資への不安も少なくなると思います。

皆さんもご存知の通り、PoWというコンセンサスアルゴリズムについては、電気代が高く環境に悪い、51%攻撃のリスクなど、いくつかの欠点について指摘されていますが、長くなってしまうので、別の記事でご紹介させて頂ければと思います。

これからも株式投資、仮想通貨投資に関する情報を発信していきますので、良かったらお気に入りに登録して頂けると嬉しいです。

最後まで読んで頂いて本当にありがとうございました😊

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