株式投資

何が違う? -権利確定日、権利落ち日、権利付き最終日-

この記事では権利付き最終日って何?という方のために、”どうしたら配当・株主優待を受け取ることが出来るのか?”をまとめました。

配当・株主優待を受け取るための条件

配当・株主優待を受け取るためには、権利確定日の2日前、”権利付き最終日の引け”の時点で株式を保有している必要があります。

しかし紛らわしいことに、権利付き最終日の近くには、権利落ち日、権利確定日、なんていう日も登場してきます。

権利付き最終日

権利付き最終日とは、「株主がその銘柄を保有することで株主権利を得ることができる最終売買日」のことです(SMBC日興証券ホームページから引用)

既に記載しましたが、権利付き最終日の引けの時点で対象の銘柄を保有していると、配当・株式優待を受け取ることができます。

権利落ち日とは

権利落ち日とは、「株主がその銘柄を保有することで株主権利を得ることができる最終売買日(権利付最終日)の翌営業日」のことです(SMBC日興証券ホームページから引用)

”権利付き最終日”の翌営業日である、この日に株式を購入しても配当・優待を受け取ることはできません。逆に権利付き最終日の引けに保有さえしていれば、この日の寄り付きで売却しても受け取ることができます。

権利確定日とは

権利確定日とは「株主がその銘柄を保有することで株主権利を得ることができる確定日」のことです(SMBC日興証券ホームページから引用)。

権利確定日は権利落ち日の翌営業日であり、この日に株式を購入しても当然配当・優待を受け取ることはできません。権利確定日という名前で間違えないようにご注意ください。

実際に受け取ることが出来るのは、権利確定日から3ヶ月後くらいのようです。

2020年9月末決算の銘柄は、権利付き最終日が9月28日、権利落ち日が29日、権利確定日が30日なので、28日の15:00に対象の株式を保有していた場合、配当・株主優待を受け取ることができます(28, 29, 30日のどこかが祝日の場合はずれますので注意してください!)

権利付き最終日に株式を保有することの注意点

権利付き最終日に株式を保有すると配当・株式優待を受け取ることができる一方で、翌日の権利落ち日に売られてしまい、株価が下がってしまうという懸念もあります。

僕自身の経験として、6月28日が権利付き最終日の銘柄を翌日まで持ち越したところ、かなりきつい下落を食らいました。

長期で保有して確実に配当を受取るというスタイルなら良いですが、配当欲しさに権利付き最終日に保有しても、翌日の下落により含み損を抱えてしまうことがありますので、それを覚悟で保有する必要があります。

筆者が権利付き最終日に保有していた銘柄

最後に、筆者が保有していた銘柄を紹介します。

  • ラクーン:300株(中間配当:8×300=2400円)
  • タクマ:100株(中間配当:18×100=1800円)
  • ワコム:100株(中間配当:なし)
  • フォースタートアップス:200株(中間配当:なし)

合計4200円の配当がもらえることが期待されます。ラクーンもタクマも長期保有の予定なので、仮に明日株価が下落しても保有を続ける予定です。

ソフトバンクなどは配当利回りが約7%と高く、今期は100株あたり4300円の配当を受け取ることができます。

まとめ

今日は配当・株主優待を受け取るための条件をまとめました!これから投資を始める方の参考になると嬉しいです。

今日も最後まで読んで頂いてありがとうございました!

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